今シーズン、台湾プロ野球(CPBL)の多くの投手や野手が、ウォーミングアップ前に黒いベルト状の器具を胸部や腰部に固定し、体幹の回旋ストレッチを行う姿が見られる。これは日本のメーカー「ReaLine(リアライン)」が設計した補助器具「Core(コア)」で、元々はリハビリ用に開発されたものだが、その後スポーツ界へと普及した。公式サイトでは、バスケットボール選手時代の田中真美子さん(大谷翔平選手の妻)の使用感も紹介されている。
今シーズン、台湾プロ野球の多くの投手や野手が、ウォーミングアップ前に黒いベルト状の器具を胸部や腰部に固定し、体幹の回旋ストレッチを行っている。これは日本のメーカー「ReaLine」が設計した「Core」補助器具で、最初はリハビリのために開発され、その後スポーツ界へと展開された。公式サイトでも田中真美子さんの使用後の感想が共有されている。
馬傑森(マー・ジェイセン)は当初、陳冠宇(チェン・グァニュ)ら先輩たちが使用しているのを目にし、先輩から「陳晨威(チェン・チェンウェイ)も使ってホームランを打ったから、お前も試してみろ」と勧められた。実際に体験してみると、関節の可動域が明らかに向上し、打撃や送球が軽やかに感じられたため、すぐに注文した。すると、注文したその日の夜にプロ初本塁打を放ち、先輩から「もう買う必要はないな」とからかわれたが、馬傑森は「やはり買います。本当に助けになりますから」と答えた。
陳冠宇によれば、この流行のきっかけは今年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)期間中、呉念庭(ウー・ネンティン)がチームにこの器具を持ち込んだことだった。指導陣や選手たちがこぞって気に入り、当時の曾豪駒(ツェン・ハオジュ)監督、彭政閔(ポン・ジェンミン)氏、王建民氏らが共同購入に参加し、計10セット以上が購入された。現在、この「謎の黒ベルト」は台湾プロ野球の各球団に広まっている。
その原理について、馬傑森は「胸や腰を固定すると回転に抵抗が生じるが、外した後は体が異常に軽く感じる」と語る。陳冠宇は、この器具が身体を正しいアライメントへと導き、爆発力を発揮させると説明する。「投球も打撃も回転で力を生み出すもの. これはストレッチを補助し、スポーツ障害の軽減にも役立つ」。
陳冠宇は、日本プロ野球(NPB)在籍時の末期にもチームメイトが使用し、絶賛していたのを目にしていたという。1セット約3万台湾ドル(約14万円)と安価ではないが、現在、楽天モンキーズでは1軍・2軍ともに投手が使用できるよう公用セットが備えられている。陳冠宇は「本当に選手のためになる。馬傑森が結果を出してくれたことが一番の達成感だ」と語った。(編集:林恕暉)1150412
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:ニュース