就任式はマニラ湾畔のレストランにて執り行われ、新役員として楊鴻裕氏が会長に再任されました。副会長には林文傑、曾建鈞、林任保、李宗義、朱茂瑋、鄭之昊の6氏が、秘書長には施昭彰氏がそれぞれ就任しました。

楊鴻裕会長は挨拶の中で、激動する世界情勢と課題に直面する中、企業経営と市民生活への影響を強調しました。商会はさらなる強靭さと結束が求められており、在任中は各国の商会や組織との連携を強化し、情報交換とビジネスチャンスの共有を促進することで、厳しい環境に共に立ち向かう意向を表明しました。また、若手会員の活動参加を奨励し、革新的な思考と国際的な視野を養うことで、商会の持続可能な発展を促す方針です。

台湾の対フィリピン代表である周民淦氏は、同商会が長年にわたり台湾・フィリピン間の経済貿易および投資協力に果たしてきた多大な貢献を高く評価し、今後も貿易、商務、文化、教育、農業技術の交流を支える重要な架け橋としての役割を期待すると述べました。フィリピンの対台湾代表であるCorazon A. Padiernos氏は、同会が果たす役割の重要性に触れ、パートナーシップのさらなる深化を望むと語りました。

フィリピン経済特区管理庁(PEZA)のEmmanuel Cortero副長官は、投資環境の整備に努め、特に電子機器や先端製造業などの高付加価値分野において、台湾の投資家との連携を強化し、フィリピンを地域の投資拠点として位置づけていく考えを示しました。

イベント中、フィリピン台湾工商総会はフィリピン・マレーシア工商総会(MCCI)および中華民国全国創新創業総会とそれぞれ協力覚書(MOU)を締結しました。これにより、今後はリソースの統合や経験の共有を通じて、台湾・フィリピン・マレーシア間のビジネスチャンス拡大を目指します。

フィリピン台湾工商総会は1988年3月に設立され、当時の名称は「旅菲中華民國台湾工商協会」でした。時代の変遷を経て「フィリピン台湾商会」へと改称し、2010年に現在の名称となりました。同会は経貿交流の促進のみならず、パンデミック時の医療物資寄贈や社会貢献活動などを通じて、台比間の民間交流と台商の結束を深めてきました。

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  • 出典:中央社 CNA
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