【中央社】京都府南丹市の山中で11歳の継子の遺体を遺棄したとして、安達優季容疑者(37)が逮捕された事件を受け、ネット上では容疑者の身元に関する様々なデマが広がっています。これに対し、日本警察は本日、国籍や年齢などの流布されている情報は「全くの根拠がない」と明言し、強く否定しました。
安達容疑者は死体遺棄容疑で逮捕され、取り調べに対して殺害と単独での遺棄を認める供述をしています。事件発覚後、国内外から注目が集まりましたが、Facebook、Threads、X(旧Twitter)などのSNS上では、検証されていない情報が氾濫しました。ネット上では当初「容疑者は中国籍」との噂が流れ、その後「帰化した台湾人」といった説や、年齢、職業、居住状況に至るまで複数の異なるバージョンが流布されました。
一部の台湾メディアが、未確認のネット上の情報を検証なしに引用したり、存在しない日本メディアの報道を捏造して報じたりしたことも問題視されています。これらの内容が日本語に翻訳されて逆輸入され、日本国内で陰謀論が加速する事態となりました。
毎日新聞によると、逮捕前から「犯人は24歳」といったデマが拡散されており、逮捕後も国籍や同居状況に関する誤情報が後を絶ちません。捜査関係者はこれらを明確に否定しています。さらに、生成AIを利用したとみられる容疑者や男児の捏造画像も出回っています。
NHKなどの報道では、「事件に関連し、無関係の人物を容疑者と誤認させる偽情報が拡散されている」と警告しています。「親族からの暴露」を騙り、全く関係のない人物の氏名や写真を掲載する投稿も見られ、ある投稿はXで2500万回以上閲覧されました。その匿名アカウントは「依頼を受けて投稿した。内容が間違っていても責任は負わない」と公言しています。
警察当局は、注目度の高い事件の際にはSNS上で憶測や偽情報が氾濫しやすいと指摘し、不実の情報の拡散は名誉毀損罪などに問われる可能性があると警告しています。安易な転載や「いいね」を控え、情報の正確性を必ず確認するよう呼びかけています。
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- 出典:中央社 CNA
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