中央通信社(台北中央社記者呉家豪)— 受託製造大手である緯創(Wistron)は17日、子会社WisLab EMS Corporationに代わり不動産取得を発表しました。取締役会は、現地生産の需要に対応するため、米国カリフォルニア州フレモントにある工場を6,100万米ドル(約19.2億台湾元)で取得することを承認しました。緯創の子会社は2024年5月10日に同工場を賃借すると発表していましたが、この元の賃貸契約は今回の買収完了をもって終了します。市場では、カリフォルニア工場の賃貸から購入への転換は、緯創の北米市場における展開が「軽資産リース」から「重資産深耕」へと戦略的に移行したことを意味すると解釈されています。緯創は、この工場取得の目的が「事業の発展と戦略的計画の必要性に対応するため」であると重要な情報として公表しました。今年3月に開催された投資家向け説明会で、緯創は昨年の設備投資が355億台湾元であったのに対し、今年は主に台湾と米国の二大生産拠点に焦点を当て、600億台湾元に増額する計画であると明らかにしました。当時、林憲銘董事長は、米国工場は顧客に密着した「柔軟な手持ち札」であり、将来的な関税問題に対しても肯定的な影響をもたらすだろうと率直に述べました。(編集:楊凱翔)
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:資金調達
- 関連組織:WisLab EMS Corporation
- 製品・サービス:電子機器の受託製造 (EMS)