米メディア「ビジネスインサイダー」の報道によると、アルテミス2号の有人宇宙船「オリオン」は、米東部時間4月1日午後6時35分にフロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられ、4月10日に地球へ帰還する予定です。アルテミス2号は、将来の月面着陸システムを試験するため10日間にわたる月周回飛行を実施しており、4月6日にはアポロ13号の記録を更新し、人類が地球から最も遠くへ到達した記録を樹立しました。

しかし、ミッション中には宇宙船内のトイレシステムが故障するというトラブルが発生し、宇宙空間での日常的な作業の難しさが浮き彫りとなりました。NASAのブログによると、クリスティーナ・コック宇宙飛行士がトイレの不具合を最初に報告しました。NASAの広報官ゲイリー・ジョーダン氏は「トイレのファンが停止したとの報告があった。地上チームがファンを清掃し、任務期間中に運用を再開できるよう指示を出している」と説明しました。4月2日には、ヒューストンのミッションコントロールの遠隔支援のもと、宇宙飛行士らが修理に成功しました。また、管路内に凍結した尿が詰まる問題も、宇宙船を回転させて配管を加熱することで解決しました。

さらに、ミッション中には推進や航法とは無関係な技術的問題として、Microsoft Outlookの不具合も発生しました。打ち上げから約7時間後、任務指揮官のリード・ワイズマン氏が、自身のタブレット型端末(PCD)上のOutlookが動作しないことを報告しました。この端末は、インターネット接続やスケジュール管理、通信などに使用される重要な機器です。NASAの管制チームは、許可を得てワイズマン氏のシステムに遠隔ログインし、無事に問題を修復しました。

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  • 出典:中央社 CNA
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