サムスンの業績が爆発的に伸びた主な要因は、AIデータセンターの台頭である。このブームは、スマートフォンやパーソナルコンピュータに必要な従来のチップの供給を制限しただけでなく、わずか1四半期でチップ価格がほぼ倍増する事態を招いた。調査会社トレンドフォース(TrendForce)によると、供給不足が続くため、今四半期のDRAMメモリの契約価格はさらに50%以上上昇すると予想されている。

収益面では、サムスンは第1四半期の売上高が133兆ウォンに達し、前年同期比で68%増加すると予測している。これは、サムスンが韓国の競合であるSKハイニックスと共に、AI産業競争における主要サプライヤーとしての地位を確立したことを示している。サムスンの広報担当者は、この史上最高の業績は、主にメモリ事業を担当するデバイスソリューション(DS)部門が牽引したと述べている。

ハードウェア販売に加え、AIモデル(ChatGPTなど)がリアルタイムで応答を生成する際に必要とされる「AI推論」プロセスも、従来のチップ需要の回復を後押ししている。

サムスンが今回発表したのは暫定的な業績予測であり、各部門(チップ部門やモバイル部門など)の詳細な収益内訳は提供されていない。同社は4月末に正式な四半期財務報告書を発表する予定で、その際には市場は各事業の具体的な業績をより明確に把握できるようになるだろう。(編訳:鄭詩韻)1150407

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:調査
  • 関連組織:サムスン電子(Samsung) / SKハイニックス(SK Hynix) / OpenAI(ChatGPTに関連)
  • 製品・サービス:DRAMメモリ / 半導体チップ