インド・コルカタのタングラ地区は、かつて数万人の客家華人が暮らし、製革業で栄えた地です。しかし、1962年の印中紛争や産業の移転を経て人口は減少しました。そんな中、台湾から嫁いだ李姵緹さんは、夫と営む中華料理店「嘉福楼」を守りながら現地での生活を続けています。一方、客家華人の廖佳基・廖潤基兄弟は、台湾滞在中に感銘を受けたカフェ文化をコルカタに持ち込みました。写真家である潤基さんとジュエリーデザイナーである佳基さんは、台湾で学んだコーヒーの知識と経営術を活かし、予約制のカフェを運営しています。佳基さんは「忙しい日々を送る人々が、店内で過ごす短い時間だけでも平穏でポジティブな気持ちになれるような場所を目指している」と語ります。製革業や中華料理店が主流だった世代から、自身の感性を活かした職業選択が可能になった彼らの活躍は、コルカタの華人社会の新たな一面を映し出しています。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:ニュース
  • 製品・サービス:予約制カフェ / 客家料理レストラン「嘉福樓」