AFP通信によると、アルテミス2号(Artemis II)チームは、1970年のアポロ13号(Apollo 13)任務が樹立した記録を破り、本日遅くに航程の最遠点に到達する見込みで、地球からの距離は25万2760マイル(約40万6778キロメートル)となり、旧記録より約4105マイル(約6606キロメートル)増加する。

アルテミス2号の宇宙飛行士たちは、画期的な月周回飛行を行っており、6時間以上かけて月の表面の特徴を分析・記録する予定だ。

NASAによると、宇宙船はすでに月の重力圏に入っており、これはアルテミス2号が月の近接領域に到達したことを意味し、この時点で月の引力が地球の引力を上回っている。

「オリオン」(Orion)宇宙船は、月を周回した後、「自由帰還軌道」(free-return trajectory)を通じて地球に帰還する予定で、この帰路には約4日間を要する見込みだ。

アルテミス2号の宇宙飛行士たちは、この歴史的な一日の始まりに、故宇宙ヒーローであるジム・ラヴェル(Jim Lovell)氏の録音メッセージを聞いた。アポロ8号と13号任務に参加したラヴェル氏は、亡くなる直前にこのメッセージを録音した。「これは歴史的な一日だ。皆さんは忙しいだろうが、目の前の景色を楽しむことを忘れないでほしい。」

ラヴェル氏はメッセージの中で、「私の古い隣人へようこそ。皆さんが月を周回する間、トーチを皆さんに引き継ぐことができて光栄に思う。」と述べた。

アルテミス2号には、3人のアメリカ人と1人のカナダ人の宇宙飛行士が参加しており、ビクター・グロバー(Victor Glover)氏は史上初の有色人種の月周回飛行者となり、クリスティーナ・コーク(Christina Koch)氏とジェレミー・ハンセン(Jeremy Hansen)氏は、それぞれ史上初の女性および非アメリカ人としてこの偉業を達成する。(編集:劉淑琴)1150407

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