【エルサレム16日共同】イスラエルのギラ・ガムリエル科学技術大臣は、ネタニヤフ首相が本日、レバノンのジョセフ・アウン大統領と電話会談を行う予定であることを明らかにしました。イスラエル当局が両国の対話の実施を公式に認めるのはこれが初めてです。

ガムリエル氏はイスラエル軍ラジオに対し、「両国の対話が長年断絶していた中、首相がレバノン大統領と初めて電話で協議を行うことになる」と述べました。同氏はネタニヤフ首相率いる右派政党「リクード」のメンバーであり、「この一歩が最終的にレバノンの繁栄につながることを期待している」と語りました。

トランプ米大統領も、イスラエルとレバノンの指導者が歴史的な初の電話会談を行うと示唆しています。また、ガムリエル氏はイランの支援を受けるシーア派武装組織ヒズボラについて、「過去の封じ込め戦略から、イスラエル国民に危害を加える脅威を完全に根絶する段階へと移行する、歴史的な一歩を踏み出している」と強調しました。

一方、レバノン政府関係者はフランス通信社(AFP)に対し、「イスラエル側との接触予定は把握しておらず、公式ルートでの通知も受けていない」と述べています。ネタニヤフ首相の事務所は、会談に関するコメントを控えています。

イスラエルとレバノンの駐米大使は14日にワシントンで会談し、直接交渉を開始することで合意していました。ネタニヤフ首相は15日、「ヒズボラの解体」と「力による恒久的な平和の実現」という二つの主要目標を掲げています。これに対し、ヒズボラ側はこの会談を「降伏」であるとして強く非難しています。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:イベント
  • 原文内の日付14日(米ワシントンでの会商) / 昨日(ネタニヤフ氏の目標表明)