ホルムズ海峡の再開を受け、国際原油価格が急落し米国株が大幅に上昇した。これに連動し、台湾株価指数先物(台指期)も時間外取引で664ポイントの大幅高を記録した。投資顧問各社は、これが来週の台湾株式市場に強力な刺激となり、外資の買い戻しによる資金流入が期待できると分析している。さらに、TSMCの業績発表によるポジティブな材料やAI産業の堅調な成長が追い風となり、台湾株は再び高値を目指す可能性がある。
イランがホルムズ海峡の再開を発表したことで、原油価格は暴落し、米国市場ではナスダックやS&P500が史上最高値を更新した。ダウ平均株価は868.71ポイント高の49447.43ポイントで取引を終え、フィラデルフィア半導体指数も2.43%上昇した。
米イラン間の緊張緩和とTSMCの業績発表を背景に、台湾株式市場は16日に37000の大台を突破し史上最高値を更新。17日はTSMCの下落に引きずられ反落したものの、週間では1386.51ポイント(3.91%)上昇の36804.34ポイントで引けた。夜間取引の台湾株価指数先物は1.79%高の37742ポイントで終えている。
台新投顧の黄文清副総経理は、米株の最高値更新と夜間取引の好調さが来週月曜の台湾株を強力に後押しすると予測する。外資は米イラン対立の激化に伴い多額の売り越しを記録していたが、4月上旬から買い戻しに転じている。原油安がインフレ懸念を和らげれば米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ可能性が高まり、世界的な株価上昇の支援材料となる。
加えて、TSMCが市場予想を上回る見通しを示したことで、AI需要の爆発的成長が台湾株の上昇を牽引する重要な原動力となっている。市場では中東情勢の最悪期は脱したとの見方が強まっているが、停火合意に向けては両国の今後の動向を注視する必要がある。
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- 出典:中央社 CNA
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