トランプ米大統領は17日、イランの核開発計画を恒久的に停止させるという要求にイラン側がほぼ合意し、両国の交渉は迅速に進展するとの見解を示した。しかし、イラン側はホルムズ海峡の商業航行再開のみを認めたほか、トランプ氏の楽観的な主張の大部分を否定している。

ワシントン・ポスト紙によると、トランプ氏は自身のSNSやメディアインタビューを通じて、米軍の地上部隊を派遣することなく、イラン国内に埋まっている高濃縮ウランを米側が回収するプロセスで協力すると説明した。また、イランが「無期限」に核活動を停止し、その見返りに金銭は支払われないと主張した。

イラン外務省はホルムズ海峡の商業航行を再開すると発表したが、これに対しトランプ氏は「米国の支援を得て海峡の水雷を除去した」とし、今後は海峡を二度と封鎖しないとイランが合意したと主張した。対照的に、イランのアラクチ外相は再開には限定的な条件があると説明。具体的には、来週の停戦合意期間が満了するまでの期間限定であることや、イラン側が承認した特定の航路を通行する必要があることなどを挙げた。軍艦の通行は引き続き禁止されている。

リスク管理会社オプシディアン・リスク・アドバイザーズのブレッド・エリクソン氏は、指定された狭い航路とイラン側の承認が必要という状況では、かつてのような日常的な通航量に回復することは不可能であり、外交的な発表と実態には大きな隔たりがあると指摘した。

トランプ氏はさらに、イランとの和平合意に「障害はない」と法新社に語り、Axiosに対しては「1〜2日以内」に合意に至るという期待感を示した。しかし、イランのカリバフ国会議長は、トランプ氏の主張を「すべて嘘」と切り捨て、米国側が虚偽に基づく交渉を続ける限り進展はないとSNSで強調した。イラン外務省のバゲイ報道官も、濃縮ウランを国外へ移送するという案を拒否しており、トランプ氏の「すべてに合意した」という主張を否定している。

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  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:調査
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