【中央社】台湾電力(台電)は、千里歩道協会と初めて協力し、北・中・南部の主要なグリーンウェイである「淡蘭古道」「樟之細路」「山海圳」の3路線において、沿線の電柱に計80枚の専用識別案内板を設置しました。台電は、電柱に記された数字が、登山客を安全に帰路へ導くための「安全暗号」になっていると明かしました。

台電は本日、新北市石碇小学校裏の「石碇幹」電柱にて除幕式を行い、「光があれば道がある!台電80周年職人体験」イベントを開催しました。イベントには台電の曾文生董事長、千里歩道協会の周聖心執行長らが参加し、実際に250キログラムに及ぶ電纜を運ぶ作業を体験して電力作業員の苦労を分かち合うとともに、電柱が道しるべとなる実証を行いました。

今回の協力により設置された案内板に加え、すべての電柱には「身分証」のような役割を果たす「電力座標」が記載された青い標識が取り付けられています。この電力座標は台湾全土をAからZの座標区に分け、さらに細分化することで、台電の検索システムを通じて高精度な位置特定を可能にしています。

台電によれば、電柱番号は電力需要が高い人口密集地から郊外や山間部に向けて順次大きく設定されるという法則があります。そのため、もし山の中で迷った場合は、電柱の番号を確認し、「番号が若い方」へ向かって進むことで、電線が続く先の集落まで戻ることができるといいます。

台電は、登山客がこの「安全暗号」の読み方を身につけることで、より安心して登山を楽しめるようになると説明しており、電力と日常生活の密接な関わりを再認識してほしいと呼びかけています。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:イベント
  • 製品・サービス:台電図号座標測位システム