苗栗県通霄鎮の白沙屯拱天宮は、独自の宗教文化により参拝客が絶えず、全国的な観光地として成長しています。県政府文化観光局のデータによると、同廟の年間訪問者数は10年前の100万人未満から現在は約500万人にまで急増しており、県内の観光地として不動の人気を誇っています。この活況を受け、苗栗県は交通部観光署の支援を受け「白沙聖域・天空の丘」計画を立ち上げ、総額4億500万台湾ドルの予算で新たな観光軸を整備します。
本計画は、白沙屯拱天宮と後龍好望角を中核に据え、「生態持続可能な観光」「海線鉄道文化」「宗教観光」「革新的なレジャー体験」の4つの柱を軸に進められます。具体的には、後龍好望角への展望台やキャンプ場、エネルギー風力発電テーマ館の建設をはじめ、過港トンネルサービスステーションの設置、海岸休憩エリアの整備、拱天宮周辺の老街景観の刷新などを行います。
ソフト面では、デジタル観光マーケティングやグリーンモビリティの導入、観光産業の質の向上を図ります。また、台湾観光バス「台湾好行」の新路線開設や、南庄線との連携強化により、交通アクセスも改善される予定です。苗栗県の鍾東錦県長は、三義旧山線プロジェクトに続く今回の沿岸観光軸の構築により、山と海の双方から観光の魅力を高め、国際的な観光地への飛躍を目指す意向を示しました。全ての工事は2027年末の完成を目標としています。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:プロジェクト
- 製品・サービス:白沙聖域・天空之丘(観光プロジェクト)