【中央社】台湾高速鉄道(高鉄)の屏東延伸工事に伴う土砂輸送が、台1線および台17線の交通に与える負荷を懸念する声に対し、交通部鉄道局は19日、設計・施工段階において評価を行い、分期・分区分散、ルートの最適化、そして全工程にわたる監視措置を通じて交通への影響を最小限に抑えると発表しました。
鉄道局の発表によれば、潜盾(シールド)工法、開削工法、高架橋工法などの各工種で出土のピーク時期が異なるため、工区や工程に合わせて掘削・埋め戻し量を精密に予測し、重機車両の集中を避けるための分散施策を講じます。具体的には、発生する土砂の一部を屏東六塊厝駅の基地埋め立てに再利用し、残りは仁武、高雄港、潮州の土砂資源センターへ輸送することで、特定のルートへの過度な負荷を回避します。
交通管理については、時間帯をずらした柔軟な運用を行い、道路の混雑ピークを避けるための交通維持計画を策定します。また、粉塵や微小粒子状物質(PM10、PM2.5)対策として、車両へのカバーや出入り口での洗浄、道路清掃を徹底します。土砂や粉塵の飛散を防ぐため、密閉式貨物車あるいは防塵ネットの使用を義務付け、汚泥の滴下防止措置も講じます。
鉄道局は、今後地方自治体や警察、道路管理部門と連携し、施工前には詳細な輸送ルート、ピーク時の交通規制、車両管理、安全対策を含む交通維持計画を提出し、施工期間中も継続的な監視を行うと強調しました。本計画は、地域の交通の円滑さと住民の生活の質を優先し、建設と住民ニーズを両立させる方針です。
本プロジェクトは、高鉄左営駅の南側を起点とし、台糖六塊厝農場に新駅(屏東駅)を設置、台鉄の六塊厝駅と共用する全長約26.2kmのルートです。また、約17ヘクタールの車両基地が建設される予定です。
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- 出典:中央社 CNA
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