【中央社】彰化県政府は19日、歴史的建造物である二林武徳殿の修復完了式典を執り行いました。二林武徳殿はかつて警察の訓練施設として使用され、日本神社風の建築様式を持つ、日治時代の発展を伝える貴重な文化遺産です。今回の修復は、文化部文化資産局からの補助金1800万台湾元と県政府の予算1200万台湾元、計3000万台湾元を投じて2023年6月から進められてきました。現在、竣工を記念して5月3日まで「二林の記憶」写真展が開催されています。

王恵美・彰化県長によると、二林武徳殿は2004年に歴史的建造物に指定され、長年の調査研究や設計を経て、土地をめぐる議論などの課題を乗り越えて完成に至りました。王県長は、関係者や地権者の協力に謝意を表しました。

また、今後の運営については、内政部国土管理署による都市計画変更の認可を待つ間、文化局が主導して短期的な活用計画を策定しました。公募の結果、彰化県体育会剣道委員会が運営権を獲得し、「公益換租(公益活動を通じて賃料を相殺する)」モデルを採用して、施設の維持管理や地域貢献活動を行う予定です。

二林武徳殿は1933年に建設され、台湾でも数少ない保存状態の良い和風武道建築です。神社を彷彿とさせる洗練された外観と厳粛な雰囲気を持つこの場所は、かつて柔道や剣道の修行の場として親しまれました。県文化局は、民間との連携を通じて、ここを南彰化における最も上質な「文化の客間(リビング)」へと変貌させ、文化遺産の保存と地域社会の共栄を目指すとしています。

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  • 出典:中央社 CNA
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