中国の市場監督管理当局および警察は、五粮液(ウーリャンイェ)、剣南春(ジエンナンチュン)、瀘州老窖(ルジョウラオジャオ)などの有名ブランドを模倣した、極めて大規模な偽造酒グループを摘発しました。関与した総額は2億6000万元(約12億台湾ドル)にのぼり、これまでに22人が摘発され、そのうち11人が拘束されています。

中国市場監督管理総局が公式SNSを通じて発表したところによると、山西省と四川省の当局が合同で捜査を行い、商標権侵害および偽造白酒(中国の蒸留酒)の製造・販売網を突き止めました。捜査の結果、山西省の呂梁市や太原市周辺にある製造・保管・梱包拠点およびオンライン販売拠点など計8カ所が摘発され、偽造酒約2万箱、偽のパッケージ素材70万点以上、製造設備14台、大型貯蔵タンク41個が押収されました。

捜査当局によれば、現在までに確認された被害額は2億6000万元に達し、22人の容疑者が取り調べを受けました。そのうち11人が身柄を拘束され、さらに2人はすでに検察へ送致されています。

調査の結果、山西省の電子商取引会社を運営する夫婦が、利益を上げるために製造会社と結託し、無資格の業者を通じて食用アルコールと添加物を混ぜ合わせた偽の酒を製造させていたことが判明しました。これらは、五粮液や剣南春などの有名ブランドとして偽装され、ネット上で「数十年熟成された年代物の高級酒」などと謳い、高値で販売されていました。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:ニュース
  • 製品・サービス:白酒(五粮液、剣南春、瀘州老窖など)