【中央社】台湾の衛生福利部中央健康保険署(健保署)は20日、公務員初等試験に合格した中国人配偶者1名が3月末から同署で実務研修を受けていることを明らかにしました。この人物は現在研修中であり、正式な公務員として任命された段階ではありません。

健保署の人事室主任である宋蕙安氏はメディアの取材に対し、この人物は現在、環境紹介や情報セキュリティ教育、業務プロセス等の基礎研修を受けている段階であり、健保署の核心業務や機密データ、国民の就医記録に関わるシステムへのアクセス権限は一切持っていないと説明しました。

同氏は、この採用者が今後の正式任命に至った場合でも、配置される業務はハードウェア管理や庶務など、機密情報に一切触れない範囲に限定されると強調しました。健保署では職員の身分を問わず厳格な個人情報管理を行っており、データの閲覧には最小限の権限原則と主管の承認、および全行程の履歴追跡が義務付けられています。

今後の対応について、国籍に関する必要書類の提出義務や配置可能な業務範囲については、引き続き銓叙部(公務員の人事担当機関)および大陸委員会と連携し、法令に従って適切に対処していく方針です。

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  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:人事