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(中央社記者王鴻国、新北20日)腎臓病患者の陳さんは、透析治療が生活を制限するという固定観念を覆し、腹膜透析を通じて治療のペースと行動の自由を維持している。彼は今年初め、約40kgの透析用品を携え、摂氏マイナス30度のカナダ・イエローナイフへオーロラを追いかける夢を叶えるために旅立った。
亜東記念病院は本日、「オーロラの約束:腎臓の限界を越え、北国で夢を追う」と題した記者会見を開催した。陳さんは自身の事例を紹介し、小学校で慢性腎臓病と診断され、長年規則正しく経過観察を行ってきたものの腎機能の低下は避けられず、29歳で透析に直面したと語った。
理学療法士であり、旅行をこよなく愛する彼は、腎移植に成功した後、9年間にわたり新しい腎臓と共に世界各地を訪れた。しかし、2021年に移植した腎臓の機能が低下し、再び透析に直面することとなった。彼は元の生活リズムを維持するために腹膜透析を選択した。オーロラを見る夢を叶えるため、今年初めに約40kgの透析用品を持ち、マイナス30度のカナダ・イエローナイフへ向かい、無事にオーロラ鑑賞の夢を達成した。
陳さんは、今回のオーロラ旅行では行程中にホテルに戻って透析液を交換する時間を設けるだけで、治療と観光を両立できたと語った。また、毎日血圧などのデータを「亞東愛健康(Far Eastern iHealth)」システムにアップロードすることで、医療チームが国を越えてリアルタイムに健康状態を把握でき、旅の安全が確保されたという。
徐愷翔医師は、腹膜透析は心血管の安定維持に役立ち、生活の質(QOL)を向上させると説明した。連続携行式腹膜透析(CAPD)や自動腹膜透析(APD)などのモードを活用することで、治療をより日常生活に溶け込ませることができる。
亜東記念病院は、陳さんの物語を通じて、病院がいかに「共有意思決定(SDM)」と「デジタル・インテリジェント・ケア」を組み合わせ、患者の生活の質維持を支援しているかを示した。これは、健康保険署が推進する「家庭を中心とした在宅透析」政策にも呼応しており、透析患者も安心して夢を追うことができるという前向きな概念を伝え、患者がより豊かで多彩な人生を維持できるようにするものだと述べた。(編集:陳仁華)1150420
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- 出典:中央社 CNA
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