中央メッセージ

(中央社記者姜宜宜、台中20日電)民衆党の創設主席である柯文哲氏が17日、逢甲夜市でトウガラシスプレーを噴射された疑いがある事件について、警察の調査の結果、台中市警察局第六分局の周俊銘分局長が、執務中に地面に向けてトウガラシスプレーを試射した際、風に煽られて霧が散ったことが原因であることが判明しました。周分局長は懲戒処分を受けて更迭され、法に則り書類送検されました。

柯文哲氏は17日夜、同党の台中市議候補である劉芩妤氏に同行して逢甲夜市を練り歩いていた際、正体不明の人物に近づかれ、トウガラシスプレーを噴射された疑いが出ていました。劉氏は18日に第六分局に傷害罪で告訴状を提出し、警察は専任チームを結成して調査を開始し、台中地方検察署の指揮の下で捜査を行っていました。

台中市警察局は本日午後3時に記者会見を開き、呉敬田警察局長が調査結果を説明しました。

警察によると、現場で執務していた警察官が装着していた小型カメラの映像を確認したほか、現場周辺や路上の監視カメラ、練り歩きの沿道にある民間施設の監視機器の映像を精査しました。また、現場にいた市民や露天商への聞き取り調査も行い、事案の全容解明を進めました。

警察の調査により、告訴人が主張していた「2人乗りのバイクに乗った2人組」の関与は排除されました。一方で、指揮官を務めていた周俊銘氏が執務中に地面や下方に向けてトウガラシスプレーを噴射していたことが判明しました。調査の結果、柯文哲氏らや市民に直接噴射した事実はなかったものの、練り歩きの参加者や市民などが不快感を覚え、口や鼻を押さえる事態を招きました。

警察は、周氏が執務中に不具合のあったトウガラシスプレー噴霧器を地面に噴射して処理し、警察官に現場から持ち去らせなかったことは、使用過程において重大な過失があったと判断しました。

警察は、劉氏がすでに傷害罪で告訴していること、また周氏が指導的立場にありながら現場で取り乱し不適切な処置を行ったことから、記過(戒告)2回の懲戒処分を下すとともに、警政署に対して非主管職への異動を具申しました。また、傷害罪の疑いで台中地方検察署に書類送検し、公明正大さを期すとしています。

呉敬田氏は、局長としての自身の監督不行き届きを認め、自ら処分を申し出ました。また、民衆党チームや現場の市民に動揺と身体的な不快感を与えたことについて、万分(深く)の謝罪の意を表明しました。

台中市警察局は、2026年の九合一選挙に向けて、すべての候補者の安全を守るために厳重な警備を敷くと強調しました。また、贈収賄の摘発や暴力の制止、国外勢力の選挙介入、選挙賭博の掃討などを厳格に実施していくとしています。(編集:陳仁華)1150420

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  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:事件