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中央ニュース

(中央社北京20日総合外電報道)中東戦争によって中国の石油化学企業にとって重要な原料供給源が遮断されたため、代替品の模索を余儀なくされており、今月の中国による米国産エタンの輸入量は過去最高を記録する見通しである。

ブルームバーグ(Bloomberg News)の報道によると、中国のコモディティコンサルティング会社である金聯創(JLC)は、今月の中国の米国産エタン輸入量が過去最高の80万トンに達し、過去の月間平均水準から約60%急増すると予測している。

2月28日に米国とイスラエルがイランに対して開戦し、ホルムズ海峡(Strait of Hormuz)が事実上封鎖された後、一部の中国企業は中東地域からのナフサ(粗製ガソリン)および液化石油ガス(LPG)の供給途絶による打撃を和らげるため、エタンへの転換を図る可能性がある。

エタンは天然ガス液(NGL)の一種であり、主にプラスチック製造の基本原料であるエチレンの生産に使用される。

中国が必要とするエタンはほぼ完全に米国の供給に依存しているため、米中貿易戦争の激化中に米国政府が輸出規制を強化した後、この商品は昨年、両国間で激しい政治的対立の的となった。

金聯創のアナリストである石琳琳氏は、米国産エタンは供給が安定しておりコストも低いため、中国のエチレン製造業者にとって好ましい代替選択肢になっていると指摘した。

金聯創のデータによると、今月15日時点の数値では、エタンを使用してエチレンを生産する利益はナフサの10倍に達している。ナフサの価格は原油価格に連動しているため急騰している。

中国の公式データによると、米イラン開戦前の2月において、中国が輸入したナフサと液化石油ガスのそれぞれ50%以上と40%以上がペルシャ湾岸諸国から調達されていた。

米国のトランプ大統領(Donald Trump)は5月中旬に中国を訪問する予定であり、その際、米国のエネルギー供給が議題の一つになると予想されている。米イラン戦争が継続すれば、この議題の重要性は著しく高まる可能性がある。(翻訳:張正芊)1150420

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  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:地政學事件|軍事行動|事件