米政治メディア「ポリティコ」は、イランとの紛争が米国の世界的な影響力を損ない、トランプ政権下で既に緊張していた伝統的な同盟国との関係をさらに悪化させていると報じた。南アジアから東欧に至るまで、燃料不足や経済的混乱に直面する各国指導者は、望まぬ戦争の代償を払わされることに不満を募らせている。バーレーンやインドネシアといった親米的なイスラム諸国でも、政府の黙認のもとで反米的な言論がメディアを席巻している。NATO加盟国でさえ、事前の協議なしに開戦を決めたトランプ政権への不信感から、米国への支援は限定的である。トランプ氏の経済・軍事政策の無秩序さは、米国と世界との乖離を加速させている。アジアのある外交官は、同盟関係の維持や米国への依存の是非について各国が疑念を抱き始めていると指摘した。カナダのマーク・カーニー首相も、米国への過度な依存は「弱点」であると述べ、自国の経済的自立の必要性を強調している。元米政府高官のトーマス・ライト氏は、トランプ政権の戦略や意図が不明確であるため、同盟国は信頼を失い、敵対勢力は抑止力を感じていないと警告した。この迷走が続けば、中国、ロシア、北朝鮮、イランといった国々がさらなる行動に出るリスクがあると懸念されている。
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- 出典:中央社 CNA
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