チェコ政府が、ビストルチル上院議長の台湾訪問に際し、対中ビジネスへの影響を懸念して政府専用機の提供を拒否しました。これを受け、欧州議会のトマーシュ・ズデホフスキー議員は、「データは台湾が中国より重要であることを示している」と指摘し、「台湾はパートナーだが、中国はリスクである」と強調しました。また、チェコ上院外交・国防・安全保障委員会のパヴェル・フィッシャー委員長は、かつて中国が約束した大規模投資が実現していない現状を指摘し、中国への依存がもたらす安全保障上のリスクについて強く警告しました。
ビストルチル議長は6月初旬に台湾訪問を予定していますが、政府は「公的な承認と見なされ、中国との商業的利益を損なう恐れがある」として、民間航空機の利用を求めました。ズデホフスキー議員は自身のXで、「台湾は技術や雇用をもたらしてくれるが、中国は政治的圧力と空虚な約束しか提供しない」と述べ、政府の対応を「弱腰であり、勇気が欠けている」と批判しました。
前下院議長のマルケータ・ペカロヴァ・アダモヴァ氏も、「台湾は半導体産業の中心地であり、関係強化は極めて現実的かつ実利的な選択だ」と論じました。フィッシャー委員長は、中国市場への進出を「審判もルールもすべて相手が握っている競技に参加するようなもの」と比喩し、欧州企業が中国の国家補助金による不当競争に直面していると警鐘を鳴らしました。
さらにフィッシャー氏は、中国への過度な依存が、かつての対ロシア・エネルギー依存の二の舞になりかねないと指摘しました。同氏は、欧州が分断されれば各個撃破されるとし、中国に対して結束して戦略的かつ慎重に対応すべきだと訴えました。
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- 出典:中央社 CNA
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