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(中央社記者王揚宇、台北21日電)国防部が昨日、中国共産党の空母「遼寧」が台湾海峡を通過する様子を監視した写真を公開し、議論を呼んでいる。民進党立法院党団(議員団)は本日、台湾海峡が平穏でない理由は中国にあるとし、国家の安全については党派を問わず皆でしっかりと守り抜き、国防力を強化すべきだと表明した。

民進党立法院党団の荘瑞雄幹事長と范雲書記長は本日、立法院で世論対応の記者会見を開いた。

中国の空母「遼寧」が昨日台湾海峡を航行したことについて、荘瑞雄氏は、中国の台湾に対する企ては今回の遼寧の件に限らず、事あるごとに軍事的威嚇を行っていると説明。両岸間の緊張や、台湾海峡が平穏でないと市民や国際社会が考える理由は、まさに中国に起因していると述べた。

荘氏は、国家の存亡や2300万人の台湾での安心した暮らしに関わる問題に直面する中、各政党が過度な競争を避け、共に国防力を強化し、非対称防衛力を向上させるべきだと指摘。これは台湾の生き残る道であるだけでなく、政府が努力している方向でもあると語った。

メディアから、宜蘭の金六結新兵訓練センターで軍事訓練役(兵役)に就いている台湾と日本の二重国籍を持つ男性が、中隊長から公共の場で頻繁に侮辱を受けている件について質問が出た。

范雲氏は、過去の軍隊ではいじめや不合理な扱いが存在したが、軍隊組織の国家化や改革の過程において、苦情申し立てメカニズムやいじめ対応メカニズムなどはますます整備されていると説明。国防部がすでに適切な対応をとっていると信じているが、もし対応が不十分な部分があれば、苦情や陳情の窓口もあるとし、今後関連する事件が二度と起きないことを望むと述べた。

さらにメディアが、中国共産党中央台湾工作弁公室が発表した10項目の台湾関連措置について、大陸委員会がこれを「統一戦線工作」だと指摘している点について追及した。

荘瑞雄氏は、これを統一戦線工作だと考えるのは大陸委員会だけでなく、台湾の大多数の市民も、その背後に非常に深い政治的目的が隠されていると考えるだろうと指摘。何しろそこには大きな前提が設定されているからだと述べた。

荘氏は、民進党や台湾の市民にとって、皆が期待しているのは健全で正常かつ秩序ある経済・貿易交流であると強調。さらに、台湾も中国もすでに世界貿易機関(WTO)に加盟しており、国際間や両岸間の経済・貿易の往来は、国際規範に従って正常な交流を行う限り、誰も反対しないと述べた。その一方で、中国共産党のこのような台湾優遇措置は、政治的前提を設けすぎており不健全であるとし、過度な政治的条件は両岸の経済・貿易交流の妨げになると語った。(編集:張若瑤)1150421

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  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:政治