新竹県新埔鎮にある遠東新世紀化繊総工場で昨年2月に発生した爆発事故により、2名が死亡、19名が負傷しました。監察院の葉宜津監察委員は調査結果を発表し、4つの主要な問題点を指摘しました。第一に、事故原因となった熱媒体油ポンプの導管が「危険性設備」に指定されておらず、長期間検査が行われていなかったこと、また保温材に覆われた導管の目視検査が形骸化していたことを挙げました。第二に、同工場では10年間に5件の重大な労働災害が発生しており、現行の罰則や労働検査制度が抑止力として機能していないと批判しました。第三に、事故現場が消防当局により公共危険物取扱場所として適切に認定されておらず、実地調査の欠如が明らかになりました。第四に、労働当局と消防当局の通報ルートが分断されており、リスク情報の共有ができていない現状を指摘しました。これを受け、監察院は行政院に対し、労働部、内政部消防署、地方自治体が連携し、災害事故情報を一元管理するプラットフォームを構築するよう強く勧告しました。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:調査