(高雄22日 中央社)保安警察第五総隊第一大隊第二中隊の呉(ウー)巡査が、支援任務の割り当てに不満を抱いた疑いから、20日に同総隊の敷地内で空に向けて1発発砲した。けが人は出ていない。警察は脅迫および治安危害の疑いで捜査を進めるとともに、懲戒処分(1大過)を課した。

保安警察第五総隊は22日、第一大隊第二中隊の呉巡査が20日午後4時から午後8時まで武器庫の当直勤務にあたっていた際、午後7時30分ごろ、総隊の至真楼前の空き地で勤務用の拳銃を使用して空に向けて1発発砲したと説明した。死傷者はなかった。

警察の初期調査によると、同総隊では5月に40名の警官を高雄市および台南市政府警察局へ8か月間の支援任務に派遣する予定であり、約50歳の呉巡査はその支援リストに含まれていた。呉巡査は、今回の支援にはベテラン隊員が多く含まれており、選定プロセスに不透明な「ブラックボックス」があると思い込んだ。また、最近の家庭の事情による精神的な落ち込みも重なり、勤務中に発砲に至ったという。

保安警察第五総隊の陳文耀副総隊長はメディアの取材に対し、支援の順番は公開されており透明性が確保されていると述べた。この案件についても17日午前10時に総隊行政ビルの7階ホールで、支援先の公開選定が行われており、プロセス全体が公平かつ公正で、ブラックボックス的な操作は一切なかったと強調した。

同総隊は、今回の40人のリストのうち、50歳以上のベテランは4名のみで、大半は30代から40代であり、特定のベテラン警官を優先的に選んだ事実は決してないと補足した。

プレスリリースによると、呉巡査の行為は脅迫および治安危害の罪に抵触する疑いがあるとして、規定に基づき高雄市政府警察局仁武分局を通じて橋頭地検署へ書類送検された。また、内政部警政署に対し呉巡査への1大過の懲戒処分を報告し、関連人員の監督責任についても行政責任を追及するとしている。

警察は今後、警官の勤務規律と法治教育を強化し、当事者の心身の状態に継続的に配慮することで同様の事態の再発を防止すると表明した。また、今後は毎月定期的に支援任務の順番に関する情報を公開し、リストを公表することで、隊員が遵守し誤解を避けることができるようにするという。(編集:李淑華)

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  • 出典:中央社 CNA
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