【中央社・金門22日】金門国立公園管理処(以下、金管処)は毎年数千本の在来植物の苗を育成しており、近年は民間企業と連携して1万本を超える植樹を実施しました。金管処の黄子娟処長は、今後も生態系の回復と環境教育を推進し、金門島をサステナブルな「エコロジーアイランド」へと発展させる方針を示しました。
金管処が本日発表した資料によると、中山林苗圃では毎年約30種類の在来植物を安定的に育成しており、約8,000本の苗木を公園内の植樹、地域緑化、生息地復元、企業のESG植樹プロジェクトなどに提供しています。苗圃では金門原産の種子を採取して育苗を行っており、クスノキ、ナンキンハゼ、カンコノキ、トベラ、マメナシなど、乾燥に強く生態学的な価値が高い樹種を育てています。これらの苗は園内の補植にも使用され、多層的な森林構造の形成と森林の回復力向上、さらには野生動物の生息環境改善に寄与しています。
金管処は近年、企業による持続可能な取り組みと連携しており、萬海航運(ワンハイ・ラインズ)とのESG植樹・養護プロジェクトを通じて、翟山や安東一営区などで約1万1,350本の植樹を完了しました。また、「緑の中山林」環境教育活動や自然炭素吸収源に関する講座なども開催し、学校や地域住民、企業が一体となって生態系保護活動に参加できる環境を整えています。
黄子娟処長は、中山林苗圃での在来植物育成は、島の植物遺伝資源を守る重要な基盤であると強調しました。森林の生態学的機能を高めるだけでなく、市民が実体験を通じて在来植物や自然炭素吸収源の重要性を理解するきっかけにもなっています。
また、在来種の育成に加え、外来種であるスパルティナ(ウミヒゲシバ)の駆除にも力を入れています。蔡立安副処長によると、今年は約150万台湾ドルの予算を計上し、安東二営区、瓊林、天摩山、烈嶼の貴山など4箇所の海岸で駆除活動を行っています。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:提携
- 製品・サービス:ESG植樹プロジェクト