台湾民衆党の創設者である柯文哲氏が台中市で催涙スプレーを浴びた事件は、最終的に現場の警備を担当していた台中市警察局第六分局の周俊銘分局長による誤噴射であったことが判明した。周分局長は懲戒処分を受け、非管理職の台北市警察局警政監へ異動となった。これを受け、台中市議会の民進党会派は記者会見を開き、事件の経緯に多くの疑念があると指摘した。
民進党会派の周永鴻総召は、警察が18日の午後には決定的な証拠を把握していたにもかかわらず、約41時間もの間、誤った情報が社会に広まるのを放置したと批判した。また、正式な被害届が出される前に警察が現場のゴミ箱からスプレー缶を発見していた点についても、不自然であると疑問を呈した。会見に出席した第六分局の呉大勇副分局長は、調査は市警察局の督察室が主導しており詳細は不明と回答するにとどまり、議員らの追及に答えられず退席させられた。
周総召は、この事件が民衆党によって「民進党による政治的迫害」というシナリオに利用されたと指摘し、台中市政府が真相を知りながら沈黙を守り、誤情報の拡散を容認したのではないかと疑念を表明した。さらに、過去の事件と比較して今回の処分が重すぎる点についても、懲戒基準の不透明さを指摘し、警察組織の信頼性に疑問を投げかけている。
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- 出典:中央社 CNA
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