【台北22日中央社】頼清徳総統は、当初本日予定していたアフリカの国交樹立国であるエスワティニ王国への訪問が、中国による干渉を受けて中止となったと発表した。頼総統は、訪問に先立ち国王ムスワティ3世に直接電話をかけ、誕生日を祝うとともに、予定していた祝賀行事に参加できない旨を陳謝した。双方は今回の事態について遺憾の意を共有しつつも、両国の友好関係は外圧によって揺らぐことはなく、むしろ結束を強めていくことで一致した。

今回の訪問は、ムスワティ3世の58歳の誕生日および台湾とエスワティニの国交樹立58周年を祝うためのものだったが、経由地となるセーシェル、モーリシャス、マダガスカルが中国政府の圧力により突如として航空機の領空通過および着陸許可を取り消したため、やむなく取りやめとなった。

民進党の中央執行委員会で頼総統は「台湾は主権国家であり、2300万の国民には世界へ羽ばたく権利がある。中国の圧力が増せば増すほど、我々は恐れることなく国家の実力を強化し、堂々と国際社会へ向かっていく」と強い決意を語った。また、連日交渉に尽力した民主主義パートナーや外交関係者に感謝を述べるとともに、今後も理念を共有する陣営と連携し、インド太平洋地域の平和と自由民主主義の価値を守り抜く方針を示した。

最後に頼総統は、国内の与野党に対し「中国による地域の調和破壊と台湾の主権侵害という実態を直視し、党派を超えて団結し国家の尊厳を守るべきだ」と呼びかけた。

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  • 出典:中央社 CNA
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