(中央社サンフランシスコ21日 総合外電)米スペースX(SpaceX)は、コード生成AIスタートアップのカーソル(Cursor)を今年後半に600億ドルで買収するか、100億ドルを支払って新たなパートナーシップを構築する選択権を取得したと発表した。収益性の高い人工知能(AI)開発ツール市場への本格参入を狙う。

ロイター通信とAFP通信の報道によると、2022年に設立されたCursorは、OpenAIやAnthropicなどのAI企業と同様、コーディングの自動化を通じて多くの開発者を惹きつけており、AI企業がこの分野でいち早くビジネスの勢いを得るきっかけとなっている。

本日発表されたこの取引により、2月にSpaceXに統合されたGrokの開発元であるxAIは、AIコーディング市場でより有利な地位を築き、競合他社に遅れをとっていた状況を挽回できる見込みだ。同時に、CursorにはAIモデルの開発を継続するためのより多くの計算リソースが提供されることになる。

この発表は、イーロン・マスク氏率いるSpaceXが今後数カ月以内に新規株式公開(IPO)を行うと予想されている中で行われた。市場では時価総額が1.7兆5000億ドルに迫り、調達額は750億ドルに達し、史上最大のIPO記録に挑戦する可能性があると期待されている。

SpaceXは現在、ロケット打ち上げ市場でトップの地位にあり、再利用可能なロケット技術によって衛星の軌道投入コストを大幅に削減している。また、傘下の「スターリンク(Starlink)」は現在、世界最大の衛星コンステレーションとなっている。

マスク氏は、SpaceXによるxAIの吸収を「単なる次の章」ではなく、両社が展開する「次の本」であると述べている。

マスク氏は統合の発表時に、「AIによる世界的な電力需要は、もはや地上のリソースだけでは解決できない。したがって、唯一の論理的な解決策は、これらのエネルギー消費の激しい作業を、膨大なエネルギーと空間がある宇宙空間に移転することだ」と語った。(翻訳:蔡佳敏)1150422

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  • 出典:中央社 CNA
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