中央社記者盧太城台東県22日報道:入札の不調や設計変更を経て14年の歳月を要し、総予算8億台湾元以上を投じた台東県立図書館が本日、盛大に開館しました。デザインコンセプトは「山嵐(山の霧)」で、台東県政府は当施設が台東の新たな景観となることを目指しています。
台東県政府は午前中、各界の来賓を招いて開館式典を執り行いました。饒慶鈴県長は挨拶の中で、歴代の関係者の尽力に感謝の意を表しました。計画から完成まで多くの困難がありましたが、14年間にわたる修正と設計変更を経て、総投資額8億300万台湾元を投じ、この重要な文化施設がようやく完成に至ったと述べました。
饒県長は、図書館は単なる読書空間にとどまらず、都市の深みを示す場所であると強調しました。台東の住民は読書能力が高く、知識と学習を重視する傾向があるため、今回の開館はそのニーズに確実に応えるものとなります。
県政府文化処によると、設計は自然の景観を建築言語に変換した「山嵐」をテーマにしており、地域の新たなランドマークとなることが期待されています。
台東市南京路の旧プール跡地に建てられたこの施設は、当初、黄健庭前県長の下で図書館とプールを併設する複合施設として計画されていました。多機能プールやスポーツ施設を備え、東台湾の熱帯色と多様な人文的イメージを融合させたランドマーク的建築を目指していました。
当初は2014年半ばの入札、2016年の完成を目指していましたが、資金調達や設計の問題が重なり、2018年まで入札が行われませんでした。その後12回にわたる入札公示を行っても応札者が現れず、再設計を余儀なくされました。
審計部台東審計室は2019年度の監査報告書で、本プロジェクトの執行率が低迷していると指摘し、早期に発注しなければ中央政府からの補助金が取り消される可能性を示唆していました。当初予算は約5億3000万台湾元で、中央政府が2億台湾元余りを補助していました。饒県長就任後、図書館とプールの併設案を断念し、それぞれ独立した施設として建設することを決定しました。
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- 出典:中央社 CNA
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