【中央社】台湾と米国は、米国から輸入される加工用ジャガイモの検疫に関する新たな規定を策定しました。これに対する食品安全上の懸念の声を受け、財務省は22日、海関(税関)は農業部動植物防疫検疫署および衛生福利部食品薬物管理署からの合格通知を受理した後にのみ、関税徴収および通関手続きを行うと表明しました。検疫や検査で不合格となった場合、輸入者は製品の退運または廃棄処分を行わなければなりません。

立法院財政委員会は23日、財務部長、農業部長、衛生福利部長および行政院主計総処主計長を招き、「ジャガイモ輸入の境界検疫・検査メカニズムによる食品安全の確保、および流通後の市場抜き打ち検査予算の執行状況」に関する報告と質疑を行う予定です。

米国産加工用ジャガイモの検疫規定について、防検署は以前、従来は食用・加工用を問わず一律の「食用ジャガイモ輸入検疫条件」が適用されていたと説明しました。輸入後の流用リスクを考慮し、科学的原則に基づき日米の事例を参考に加工用ジャガイモの個別検疫条件を策定しました。輸入後にカビや発芽が確認された場合は、全量を廃棄し加工禁止とすることで安全性を確保します。

通関フローについて財務省は、生鮮・冷蔵ジャガイモの輸入時には税関への申告に加え、防検署への植物検疫申請、食薬署への食品輸入検査申請が必要であると説明しました。税関は品名、重量、原産国などの申告内容を照合し、両署から合格通知を受けた後にのみ関税徴収と放行を行います。また、通関の翌日には輸入データを両署に提供し、国内市場での流通監視体制を強化します。財務省は今後も関係機関と協力し、国境での管理を徹底して国民の健康を守る方針です。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:ニュース
  • 製品・サービス:米国産加工用ジャガイモ / 植物検疫サービス