中央社ニュース
(中央社ワシントン21日総合外電報道)米海軍は太平洋における中国の極超音速兵器の配備を懸念し、艦艇に「パトリオット能力向上型ミサイル(PAC-3 MSE)」迎撃ミサイルを配備する予定である。パトリオットミサイルが水上で運用されるのは今回が初めてとなる。
ロイター通信の報道によると、ロッキード・マーティン(Lockheed Martin)社は、陸軍が使用するパトリオットミサイル迎撃システムを米海軍のイージス戦闘システムに統合する契約を獲得した。ロッキード・マーティン社は、これがパトリオットミサイル初の水上配備となり、海軍駆逐艦隊のミサイル防衛網をさらに強化することになると述べている。
ロッキード・マーティン社は長年にわたりこの統合を積極的に推進してきており、新たな契約は陸軍の迎撃ミサイルを海軍の水上艦艇に配備する初の具体的な行動となる。
この決定は長年構想されてきた。2024年のロイター通信の報道によると、PAC-3は既存の海軍の迎撃ミサイルシステムよりも柔軟性が高く、目標の付近で爆発するのではなくミサイルが直接目標に衝突する「ヒット・トゥ・キル(直撃破壊)」の原理は、高速で機動する弾道ミサイルの迎撃に特に有利である。
「PAC-3 MSE」は同時に、現在迎撃任務を主にスタンダードミサイル(SM-2、SM-3、SM-6)およびRIM-162発展型シースパローミサイルに依存している、イージスシステム搭載軍艦にさらなる防護層を提供することができる。
パトリオットミサイルの需要は急増している。今年1月にロッキード・マーティン社が米国防総省と署名した契約によると、今後7年以内に、同型ミサイルの年間生産量は約600発から2000発以上に引き上げられる。(翻訳:屈享平)1150422
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FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:ニュース
- 関連組織:Lockheed Martin (ロッキード・マーティン)
- 製品・サービス:PAC-3 MSE(増射程型パトリオットミサイル) / イージス戦闘システム