【中央社】近頃、ソーシャルメディア上で獣医師らから「動物病院で必要となる点滴や手術用洗浄液が再び不足しそうだ」との声が上がっています。これに対し、農業部動植物防疫検疫署(防検署)は23日、調査の結果、関連医薬品の供給は安定しており、欠品の状況は発生していないと発表しました。
防検署はプレスリリースを通じて、ペット医療用点滴の供給について、臨床現場で常用されるリンゲル液やその他の大半の点滴製品については、動物用医薬品として提供されており、全体的に供給は安定していると説明しました。
また、今年4月17日に公告・修正された「獣医師(補)が犬猫および非経済動物の治療に使用できる人用医薬品のカテゴリー」から関連品目が削除されたという指摘については「誤解である」と述べました。これらの薬品は動物用医薬品として供給されるものであり、今回の公告調整による影響はないとしています。
防検署は、手術用の外用洗浄液は人用医薬品の処方薬には該当しないため、獣医師が手洗いなどの消毒に使用する場合は、一般的なルートで調達可能であると指摘しました。
さらに、手術用洗浄液を人用医薬品カテゴリーに追加する要望については、5月に開催予定の専門家評価グループ会議で協議するとしました。獣医師会が各地域の獣医師のニーズをまとめ、防検署へ申請した上で、食薬署(FDA)、疾管署、獣医学や薬理学の専門家による審議を経て検討する方針です。
防検署は、動物用医薬品は動物専用に開発・安全性試験を経て承認されたものであると強調しました。人用医薬品を動物に使用するのは、あくまで動物用医薬品が不足した場合に獣医師が専門的判断で行う代替措置です。制度の目的は、動物医療を中断させることなく、安全かつ安定的な薬物使用体系を構築することにあります。
防検署は今後も臨床現場の意見を収集し、専門家の審査メカニズムを通じて、動物に使用できる人用医薬品のリストを適宜見直し、使用の柔軟性を拡大する方針です。また、医薬品の調達情報を整理し、獣医師会を通じて会員へ共有することで、臨床現場の円滑な調達を支援するとしています。
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- 出典:中央社 CNA
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