【中央社】米国産加工用ジャガイモの輸入検疫規定が注目を集める中、衛生福利部の石崇良部長は、ジャガイモの発芽とソラニンの過剰な蓄積は必ずしも一致しないと指摘した。同省の食品安全基準はソラニンの濃度に基づいて判断されており、国境での検疫において全てのジャガイモを個別に検査するのではなく、科学的なサンプリングおよびリスクに応じた段階的な検査を行っている。
台湾と米国による新たな加工用ジャガイモの輸入検疫ルールに対し、食品安全への懸念が広がっている。行政院と衛生福利部は、毒性に関する検疫基準に変更はなく、むしろ強化していく方針を重ねて表明した。政府が定めているのは加工用ジャガイモの輸入条件であり、発芽や腐敗、有毒なジャガイモが市場に流通することは決してないとしている。
石部長は立法院での委員会に出席した際、メディアの取材に応じ、輸入食品の管理は「検疫」と「検査」の二段階で行われていると説明した。衛生福利部食品薬物管理署(食薬署)は主に検査を担当し、農業部は外観の確認を含む検疫を担当して病害虫の侵入を防ぐ。加工用ジャガイモについては、入荷の2〜10%をサンプリングし、農薬残留、重金属、ソラニンなどの指標を検査している。
石部長は、検査で不合格となった場合は当該ロットすべてを積み戻しか廃棄処分にすると強調した。このリスクベースのサンプリング手法は長年運用されており、問題が発見されれば検査比率を20〜50%に引き上げ、さらに問題が続く場合は全ロット検査に移行する。
また、ジャガイモの発芽後の食用安全性については、ソラニン濃度は発芽の有無と必ずしも相関しないため、安全性の判断は発芽状態ではなく、科学的な分析結果(ソラニン含有量)に基づいて行われると補足した。
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- 出典:中央社 CNA
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