【中央社】台湾の女子やり投げのホープ、戴佑芩が23日、全中運の女子やり投げ決勝で大会新記録となる54メートル23を記録し、高校生活最後となる同大会を金メダルで締めくくりました。今後は5月下旬に香港で開催されるU20アジア陸上競技選手権大会での標準記録突破、そして名古屋アジア大会への出場を目指します。

桃園市立楊梅高校に通う戴佑芩は、もともとインラインスケートに取り組んでいましたが、中学から陸上競技に転向。やり投げの道へ進みました。今回の全中運決勝では圧倒的な強さを見せ、計6回の試技のうち4回で50メートルを突破。2回目の試技で54メートル23をマークし、早々に優勝を確定させました。

インタビューで戴佑芩は「今の状態は非常に良い」と語りました。その理由は、今年の冬季トレーニングで「無理な追い込み」よりも「基本動作の徹底」を優先させたことにあります。「以前は力任せに投げていましたが、正しいフォームを身につけたことで、力を込める必要がなくても以前と同じ距離を投げられるようになりました。投擲の感覚が掴めてきた」と自身の成長を振り返りました。

大会前に大会記録更新を目標に掲げていた戴佑芩は、「実は今回、名古屋アジア大会の標準記録突破も狙っていた」と明かしました。今回はその目標には届きませんでしたが、来月開催のU20アジア選手権に向けて、コーチの指導のもとさらなる調整を続けていく意欲を示しました。

一方、昨年のアジアユースで金メダルを獲得した苗栗県立大同高校の林巧鈴も、女子400メートルハードル決勝で59秒50をマークし、見事金メダルを獲得しました。数日前の風邪や準決勝での強風の影響で焦りもあったようですが、それを乗り越えての勝利に「最高に嬉しい」と喜びを爆発させました。

指導にあたる余嘉軒コーチは、林巧鈴について「ハードル間のリズム感が非常に優れている」と評価しています。来年の高校3年生のシーズンには、全中運の大会記録である58秒06の更新を期待しているとのことです。

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  • 出典:中央社 CNA
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