【中央社】第1回「金絵賞」の授賞式が23日、台北市の松山文創園区にある誠品表演庁で開催されました。李遠文化部長は、2026年を「台湾絵本元年」と宣言し、すべての創作者に向けて「一生描き続けてほしい。文化部が皆さんの強力なバックアップになります」とエールを送りました。
本年度の「特別貢献賞」は、60年にわたり絵本制作に携わってきた「アイデアマン」こと曹俊彦氏に贈られました。授与を行った卓栄泰行政院長は、曹氏の長年の功績に対し感謝を述べ、「文化に正誤や優劣はなく、生活経験の蓄積と長年の観察の結晶である」と強調し、社会がこれからも前向きな文化の力を持ち続けることを願うと語りました。
李遠文化部長は式辞の中で、文化部が推進する一連の絵本政策は、台湾の文化というジグソーパズルの最後のピースを埋め、文化コンテンツと文化産業の完全なエコシステムを構築するためのものだと説明しました。さらに、「絵本・図書学校」の第1期生の作品が、米国の出版社ペンギン・ランダムハウスによって買収され、英語での出版が決定したという快挙を紹介。「1、2年で夢が実現した」と語り、創作者の継続的な活動を奨励しました。
特別貢献賞を受賞した曹俊彦氏は、自身の幼少期の思い出を振り返りました。早くに亡くなった父に代わり、14歳の兄が一家を支えた経験や、家族で台北の山々を登り「美しい山河があるから、私たちは幸せだ」と教わったことが、後の創作活動の原点になったと語りました。また、「創作は子供の視点から出発すべきだ」とし、山水であれ日常のユーモアであれ、作品を通じて子供たちの純真さや可愛らしさを引き出すことの大切さを説きました。
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- 出典:中央社 CNA
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