中央ニュース
(中央社記者李先鳳花蓮県23日電)花蓮県に住む29歳の男性が、友人たちと軽い気持ちで腕相撲をしたところ、激しい力比べの最中に突然上腕に激痛が走り、その場で腕の支えがきかなくなった。病院で検査を受けた結果、「右上腕骨らせん骨折」と診断された。花蓮慈済病院は、楽しいはずの時間が悲劇に変わらないよう、無理をしないようにと注意を呼びかけている。
花蓮慈済病院の整形外科医である張家銘医師は、腕相撲による骨折は決して珍しいことではないと説明する。腕相撲の際、双方の腕が交差して対抗し合うと、肩に内旋(内側にひねる)動作が生じる。前腕がてこのようになり、力が上腕骨の遠位端に集中することで、強烈なねじれの力(トルク)が発生する。この時、力が骨の強度の限界を超えると、らせん骨折を引き起こす可能性がある。この種の骨折は外部からの衝撃によるものではなく、ねじれによって骨がまるで雑巾を絞り切るように折れてしまうのが特徴だ。
張医師は、上腕骨の近くには手首や指を伸ばす機能を司る重要な「橈骨(とうこつ)神経」が通っていると注意を促す。骨折の力が神経にまで及ぶと、「下垂手(かすいしゅ)」などの神経損傷を引き起こす可能性があり、重症の場合は日常生活の機能にまで影響を及ぼす恐れがある。幸いにも、この患者は単純な骨折であり、神経機能への影響は見られなかった。
治療において、医療チームは手術を選択した。後方から切開し、神経を避けた上で骨折部分を元の位置に戻し(整復)、金属プレートで固定して骨の安定した癒合を促した。適切な治療とリハビリを経ることで、多くの患者は正常な生活や活動能力を取り戻すことができるという。
張医師は、このような骨折は若年層、特に腕が長く、手足が細い、痩せ型の高身長の人に多く見られると指摘する。力学的な観点から見ると、腕が長いほど発生するトルク(回転力)が大きくなり、腕相撲の際に瞬間的な内旋の力が強すぎて骨折を引き起こしやすくなる。また、骨の強度は無限ではないため、たとえ若くて健康であっても、力が大きすぎれば骨折する可能性がある。
張医師は、腕相撲をする際は自分の力量に合わせて行い、過度な力を入れたり、長時間膠着状態で対抗したりするのを避けるようアドバイスしている。もし途中で不利な状況になった場合は、無理に最後まで耐えようとするのではなく、体の動きを力の流れに合わせることで、腕にかかるねじれの圧力を減らすべきだという。
さらに、日頃から適切なウェイトトレーニングや運動を通じて骨や筋肉の強度を高めることができるが、それでも段階を踏んで行い、瞬間的な過負荷を避ける必要がある。もし活動中に激しい痛み、腕の変形、または動かせないなどの症状が現れた場合は、治療のタイミングを逃さないよう、速やかに病院で検査を受けるべきである。娯楽活動は安全を第一とし、一時的な無理によって不必要な怪我を招かないようにすることが大切だ。(編集:張雅淨)1150423
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- 出典:中央社 CNA
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