【中央社】国民党の鄭麗文氏は、今後の訪米計画について、冷戦時代の古い思考とは異なる新たな視点を提示したいと述べました。同氏は、第一列島線を戦争の最前線から平和で繁栄した地域へと転換することの重要性を説き、米中両国による和解と対話、そして協力を強く期待しています。

鄭氏は自身の訪中日程を終えた後、6月頃の訪米を視野に入れて調整を進めています。面談相手のレベルについては「高ければ高いほど望ましい」とし、尽力する意向を示しました。

23日午後のテレビインタビューにおいて、訪米の主要目的について問われた鄭氏は、現在の不安定な世界情勢に触れ、「平和のメッセージ」が最重要課題であると強調しました。ロシア・ウクライナ戦争が終結の兆しを見せない中、台湾海峡が世界で最も危険な場所と見なされている現状に対し、「台湾が次のウクライナ、あるいはホルムズ海峡のようになってはならない」と危機感を示しました。

同氏は、世界中で高まる軍拡競争や対立的な言動を批判し、これらとは異なる新たな方向性を模索すべきだと提唱しました。また、世界二大強権である米中が対話と協力関係を築くことで、台湾をはじめとする周辺諸国は安寧を享受できるはずだと語りました。

一方で、頼清徳総統との会談を改めて呼びかけた鄭氏は、台湾の未来のために政党間の垣根を越え、理性的で健全な対話文化を構築する必要性を訴えました。「政治的なプライドや面子よりも、国民の利益が優先されるべきだ」とし、非理性的な罵倒やレッテル貼りをやめ、正常な政党間競争へと回帰することを強く求めました。

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  • 出典:中央社 CNA
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