【中央社台北23日】長栄大学のマレーシア人女子大生が殺害された事件で、一審から更一審まで3度にわたり死刑判決を受けていた梁育誌被告に対し、台湾高等裁判所高雄分院(高裁)の更二審は無期懲役を言い渡した。本日、最高裁判所が上告を棄却したことで、無期懲役および終身の公権剥奪が確定した。

事件は2020年10月28日夜に発生。女子大生が学校から宿舎へ戻る途中、台湾鉄道沙崙線高架下の通路で梁被告に襲われ、ロープで首を絞められ車内に引きずり込まれた。その後、女子大生は死亡し、遺体は高雄市阿蓮区の山中に遺棄された。

橋頭地方法院(地裁)の一審では、強制性交未遂、強制性交殺人、強盗殺人、遺体遺棄の罪で死刑および終身の公権剥奪が言い渡され、高雄高裁の二審でも死刑が維持されていた。その後、最高裁は強制性交罪部分について審理を差し戻し、遺体遺棄や強制性交未遂についてはそれぞれ懲役2年2年10ヶ月の判決が確定していた。

高雄高裁の更一審では、被告の行為は「最も重大な犯罪」に該当するとして死刑が言い渡されたが、最高裁は再び判決を破棄し差し戻した。更二審は、被告の動機が性欲を満たすための衝動的なものであり、計画的な殺人ではないと判断した。手段は極めて残忍であるものの、慎重な量刑判断の結果、死刑に相当する「情節最重大之罪(最も重大な罪)」とまでは認められないと結論づけた。これに基づき、更二審は強制性交殺人罪に無期懲役、強盗罪に懲役8年を言い渡し、最高裁の棄却によりこの判決が最終的に確定した。

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  • 出典:中央社 CNA
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