台湾経済部が23日に発表した3月の工業・製造業生産指数は、いずれも単月として過去最高を更新し、25ヶ月連続のプラス成長となりました。経済部統計処によると、AIおよび高性能コンピューティング(HPC)への需要拡大が成長の主な原動力となっています。中東の地政学的緊張が一部の従来型産業の原料供給に影響を与えたものの、既存の在庫と政府の支援措置により、3月の生産全体への影響は最小限に留まりました。

3月の工業生産指数は136.90(前年同月比28.68%増)、製造業生産指数は139.92(前年同月比30.73%増)となり、どちらも同期比および単月で過去最高を記録しました。今年第1四半期の累計で見ても、製造業生産指数は過去最高の125.43を記録しています。経済部は4月の製造業生産指数について、前年同月比17.7%から21.3%の成長を見込んでいます。

統計処の陳玉芳副処長は、AI関連需要の強さが生産を牽引している一方、昨年の高水準なベースラインの影響により、今後の年間成長率は徐々に収束していく可能性があると指摘しました。業種別では、電子部品および集積回路(IC)がそれぞれ過去最高を更新し、27ヶ月連続の成長を維持しています。また、従来型産業についても、半導体の増産効果や在庫積み増し需要により、機械、金属、自動車部品などでプラス成長へ転じました。一方で、化学材料や肥料業界は市場の弱含みや国際競争を背景に、2ヶ月連続のマイナス成長となりました。

中東情勢に関しては、物流や原料調達に多少の変動はあったものの、企業の備蓄と政府の多元的な調達支援により、現時点では深刻な打撃は見られません。政府は今後も4月以降の動向を注視するとしています。

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  • 出典:中央社 CNA
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