サンフランシスコでの試合において、大谷翔平選手のキャリア最長記録であった「53試合連続出塁」が遂に途切れた。投手としては依然として圧倒的なパフォーマンスを見せているものの、打率の低下と今回の記録中断を受け、チームは今後の運用について柔軟な姿勢を示す方針だ。ロバーツ監督は、大谷の健康状態と長期的な活躍を最優先に考え、登板日に指名打者(DH)を兼任させない選択肢も排除していない。

22日のジャイアンツ戦で、道奇(ドジャース)は0対3で敗れた。先発登板した大谷は6回を投げて被安打5、無失点、7奪三振と好投し、防御率は0.38という驚異的な数値を維持したものの、勝ち星はつかなかった。通訳を通じ大谷は「リードオフマンとして出塁に集中していた。状態が良ければ自然と結果はついてくるものだが、最近はそれができていない」と現状を振り返った。

「打者・大谷」としてはこの日4打数無安打に終わり、打率は0.271から0.258へ低下。53試合連続出塁は、1954年にデューク・スナイダーが記録した球団記録の58試合には及ばなかったものの、球団史上2位の記録となった。また、2006年のオーランド・カブレラ(63試合)以来、MLBで最長の連続出塁記録でもあった。大谷自身は「シーズンはまだ続く。また新しい連続記録を作れれば最高だが、成り行きを見守りたい」と前向きな姿勢を見せている。

以前からロバーツ監督は、大谷の健康維持を重視している。監督は「投球日にDHで出場させないといった柔軟な起用も含め、あらゆる選択肢を検討する」と示唆した。大谷はこれに対し「最終決定は監督に委ねる。先発登板の日は打つ準備もできているが、チームとして別の選手をDHに置く方が合理的であれば、それにも問題はない」と応じている。

ワールドシリーズ連覇を目指すドジャースだが、直近5試合で4敗と苦しい状況にある。監督は次戦の起用法について明言を避けたものの、打順の入れ替えなどを含め、あらゆる可能性を排除しない構えだ。

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