中央社記者林長順台北23日電:かつて台湾民衆党の比例代表候補名簿17位に名を連ね、後に党籍を抹消された徐瑞希氏が、裁判所に党員資格の確認を求めて提訴した裁判で、台北地裁は本日、徐氏の勝訴を言い渡した。判決を受け徐氏は、民衆党に対し、民主的なメカニズムを定着させ、個人の支配に頼らない制度的な政党へと進化するよう呼びかけた。

徐氏は判決後のインタビューで、勝訴への喜びを語る一方、自身の申立てが「政治的ポストの利益追求」と誤解されたことに対し、深い失望をあらわにした。徐氏は、昨年2月に党内規定に基づき異議を申し立てたものの、当時は政党法で求められる仲裁メカニズムすら存在せず、ようやく10月になって設置された経緯を説明。「新しい政治」を期待していた多くの支持者が、近年の同党のあり方に落胆していると指摘した。

徐氏は「今回の判決を機に、民衆党が政党法に基づく民主的な運営原則を真剣に実行し、必要な法的手続きを整備してほしい」と強調し、真の意味での制度的政党への転換を促した。

徐氏は「台湾外国人労働者発展協会理事長」の経歴を背景に、2024年選挙の比例代表候補に選出された。当時、公共テレビ(公視)の理事を務めていたことから公共テレビ法への抵触が指摘され、後に公視および華視の理事を辞任している。その後、同年8月に黄珊珊・前立法委員が財閥の移住労働者搾取に関与していると非難し、離党を表明したものの、後に「正式な離党手続きは踏んでおらず、規約上の要件も満たしていない」として、党員資格の維持を求めて提訴していた。台北地裁は本日、同党に対する徐氏の党員資格の存在を認める判決を下した。なお、本判決は控訴可能である。

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  • 出典:中央社 CNA
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