【中央社】中華民国サッカー協会(台湾サッカー協会)は長年財務上のトラブルを抱えてきたが、新たに就任した張璨理事長は24日、これまでに6730万台湾ドルを超える負債を返済したことを明らかにした。同氏は財務ガバナンスの改革を協会転換の重要な基盤と位置づけ、制度化と透明性の高いメカニズムの構築を急いでいる。
同協会の理事会は23日、張理事長が東アジアサッカー連盟(EAFF)の理事指名プロセスや秘書長の職務代行、規約改正、財務公開などの面で規定に従っていないとして、組織管理の改善を求める声明を発表した。
これに対し張理事長は、前任の王麟祥氏が引き継ぎ期間中に協会の印章を持ち去ったため、2月中旬まで資金の運用や大会運営、行政処理などが完全に停滞していたと反論した。特に前任者時代には政府補助金の精算案件が計49件、総額1億台湾ドル以上に上っており、これらの処理期限を過ぎれば協会の存続に関わる危機的状況であったと説明した。4月23日時点で6730万台湾ドル以上の返済を完了しており、今後は財務の透明化と行政プロセスのデジタル化を推進する方針だ。
財務体制の再建に加え、張理事長は台湾社会人リーグ(企業甲級リーグ)の拡充も計画している。現在の8チームから10チームへの拡大を目指すほか、ホーム・アンド・アウェー方式を導入し、準プロリーグ化を推進する考えだ。また、アジアサッカー連盟(AFC)の支援のもとで優秀な外国人コーチを招聘し、マット・ロス技術総監と連携して台湾のサッカー選手の競争力強化を図る。
理事会から指摘のあったEAFF理事の選出をめぐる規約違反の疑いについては、当初指名した戴遐齢氏の選出プロセスに瑕疵があった上、最終期限が旧正月と重なったため、期限内に不備を修正できず別の人選を行う必要があったと弁明した。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:人事
- 関連組織:中華民国サッカー協会 (足協) / 東アジアサッカー連盟 (EAFF) / アジアサッカー連盟 (AFC)
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