中央社(台北)の報道によると、かつて立法委員選挙にも出馬した蔡沐霖氏が、民進党青年部主任を務めていた当時、部下の女性が同僚の陳氏からセクハラ被害を受けたと報告した際、その事実を揉み消し、逆に被害者を脅迫して加害者に謝罪させた疑いで裁判にかけられた。台北地裁は本日、強制罪を適用し、蔡氏に懲役1年2月の判決を下した。

起訴状によると、蔡氏は2020年5月に青年部主任に就任後、かつての選挙事務所スタッフである陳氏を部下に招き入れた。被害を受けた女性職員は、業務中、陳氏による不適切な身体接触や過度な親密行為を感じ、同年7月と8月に蔡主任へ相談したが、蔡氏は性別工作平等法や党内のハラスメント防止規定に基づく適切な対処を怠った。

それどころか、蔡氏は職位を悪用し、「お前が相手を怒らせたんだ」「雄としての本能で追いかけただけだろう」といった暴言で被害者を非難した。さらに、英語や日本語が不得手な被害者に対し、国際部への異動、解雇、あるいは陳氏への謝罪のいずれかを選ぶよう強要。職場内で孤立させ、精神的な圧力をかけることで強制的に陳氏への謝罪を求めた。

被害女性は心身共に追い詰められ、2020年11月に辞職。その後、2023年6月に自身のSNSで被害を告発した。蔡氏は自首したものの、検察の捜査を経て起訴され、今回の判決に至った。判決の詳細は未発表だが、控訴が可能となっている。

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  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:事件・事故