【中央社】高速公路局(高公局)の元分局長・頼栄俊氏が長期にわたり収賄を繰り返していた問題で、監察院は同局に対して是正勧告を行った。高公局は24日、これを受けて「監察院の判断を尊重し、真摯に受け止める」との声明を発表した。同局は、制度的な脆弱性や人事管理の甘さを反省し、内部調達プロセスや監督メカニズムを継続的に改善していると強調した。

監察院の蔡崇義監察委員は、高公局内の調達・監督体制が機能不全に陥っていたと指摘し、事件発覚後にも関わらず一時的に復職を認めた同局の対応が政府の廉潔性に対する信頼を大きく損ねたと批判した。

これに対し高公局は、事件は2021年以前の出来事であり、通報を受けて直ちに内部調査を行い、司法機関へ告発したと説明した。彰化地方検察署による捜査に全面的に協力し、被疑者が拘束された段階で公務員懲戒法に基づき停職処分とした。2022年に起訴された後も、考績委員会を通じて懲戒処分を行い、現職から異動させている。

さらに高公局は、関係する15社に対し、政府調達法に基づき入札保証金の没収や不正利益の追徴、3年間の指名停止処分を行い、総額約1億1847万台湾元を回収したと報告した。内部統制については、調達金額に応じた承認権限の明確化や、巨額調達案件を対象とした「調達廉政プラットフォーム」の設立など、透明性と監督機能の強化を図っている。

高公局は最後に、今回の是正勧告を重く受け止め、工事担当者の管理など指摘された問題点を重点的な改善項目として掲げ、「交通安全、公共安全、廉潔、情報セキュリティ」の4本柱を推進し、公共工事の質と透明性の向上に努めると述べた。

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  • 出典:中央社 CNA
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