中央通信社によると、台湾の国防部は24日、国軍の「漢光42号」コンピューター支援指揮所演習が終了したと発表した。顧立雄国防部長は、14日間にわたる過酷な兵棋対抗演習を完遂した参加者を労い、今回の演習が極めて実戦的な価値を持つ合同作戦演習であったと評価した。

顧部長は、今回の演習の目的が指揮官の決断力と幕僚の参謀能力の向上にあると説明した。演習では、グレーゾーン事態から高強度の軍事衝突に至るまでのシナリオが設定され、最新の国際情勢や複合的な脅威を反映させることで、不確実な戦場環境下での意思決定を訓練した。また、指揮管制の強靭性を高めるため、軍政・軍備部門や各作戦層級を分散配置し、敵の攻撃を受けても指揮系統が維持される複式指揮体系の有効性を検証した。

顧部長は、演習終了はゴールではなく、発見された課題を逐次改善し、今後の備戦計画に反映させることが重要だと指摘した。また、敵の脅威が多様化する中で、戦略的警戒能力と平時から戦時への移行能力を強化し、戦力保存と先制的な対応を確保する必要性を強調した。今後は8月に予定されている実兵演習を重点とし、国軍全体の作戦能力をさらに高めていく方針である。

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  • 出典:中央社 CNA
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