米国のルビオ国務長官は23日、イランのサッカー代表チームが米国で開催されるワールドカップ(W杯)に出場することを歓迎すると述べました。また、イランの代わりにイタリアが繰り上げ出場すべきだという提案については、米政府の公式な見解ではないと明言しました。

AFP通信によると、ルビオ氏はホワイトハウスでのインタビューで、米国がイラン代表の出場を拒否したという報道を否定しました。ただし、テヘランのイスラム革命防衛隊(IRGC)と関連があると判断される代表団メンバーの入国については、拒否する可能性があると警告しました。米国や多くの国々は、IRGCをテロ組織に指定しています。

ルビオ氏は「我々が彼らに出場するなと言った事実は一切ない」と強調しつつ、「イランの問題はアスリート自身ではなく、同伴する関係者の中に革命防衛隊と繋がりのある人物が含まれる可能性があることだ。選手本人ではなく、そうした人物の入国は認められない可能性がある」と説明しました。

今回の発言は、パオロ・ザンポッリ米特使が英フィナンシャル・タイムズ紙に対し、トランプ大統領や国際サッカー連盟(FIFA)に対してイランの代わりにイタリアを繰り上げるよう提案したと明かしたことを受けたものです。この提案に対し、イタリア政府やスポーツ当局は即座に拒否の姿勢を示していました。

ルビオ氏は、この提案は米政府の意向ではないとし、「どこから出た話かは不明だ。イランが自発的に辞退するという事態が発生しない限り、イタリアが繰り上がるようなことはない。出場するか否かの決定権はイラン側にある」と述べました。

なお、イタリア代表は欧州予選プレーオフでボスニア・ヘルツェゴビナに敗れ、3大会連続でW杯出場を逃しています。

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  • 出典:中央社 CNA
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