中国野生動物保護協会は24日、成都のジャイアントパンダ「平平」(オス)と「福双」(メス)が、米国との新たな10年間のパンダ保護協力プロジェクトのために渡米すると発表しました。これは、両国民が20年以上にわたり育んできた「パンダの絆」を継承するものです。
新京報の報道によれば、今回の協力は昨年アトランタ動物園と締結された研究協定に基づくものです。米側はパンダがより快適で安全に生活できるよう施設の改修を進めており、中国側の専門家も飼育管理や健康ケア、食料確保などの基準について技術指導を行っています。
1999年から同動物園に滞在した「洋洋」と「倫倫」との前回の協力関係では、7頭のパンダが誕生し、行動訓練や予防獣医学などの面で大きな成果を上げました。今回の新たなフェーズでは、疾病予防や研究技術の向上に加え、野生保護やパンダ国立公園の整備などでの連携が期待されています。
1972年のニクソン大統領訪中を機に始まった「パンダ外交」は、米中関係を象徴する役割を果たしてきました。2023年の習近平国家主席の訪米時、パンダは両国民の友好の使者であるとされ、今回の新たな派遣は両国関係の安定と友好を再確認する意図があると見られています。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:提携
- 関連組織:アメリカ合衆国アトランタ動物園