中央社(24日)の報道によると、台北駅の商業施設運営権を巡る入札で、新光三越が微風、JR東日本、統一などのライバルを退け、運営権を獲得したと伝えられています。1989年に開業した台北駅は、2階の商業施設が「金華百貨」時代には客足が振るわず低迷しましたが、その後微風グループが引き継いだことでイメージを刷新しました。今、台北駅の商業施設は大きな転換期を迎えようとしています。

1989年に完成した現在の台北駅(4代目)において、2階の運営権を得た上嫻公司が「金華百貨」を開業させましたが、当時は運営不振により、乗降客数は多いにもかかわらず商業施設内は閑散としていました。その後、台鉄との賃料を巡る13年に及ぶ法廷闘争を経て、2005年に台鉄が運営権を回収しました。

2007年、微風グループが引き継ぎ「微風台北車站」をオープン。周囲に新光三越があることを考慮し、同社は美食エリアへと特化しました。これにより、通過するだけの乗客を「食事目的」の来店客へと転換し、土産物も一括で購入できる場所として成功を収めました。2011年には大ホールの改装も行われ、微風北車は年間約25億30億台湾ドルの収益を上げるグループ屈指のドル箱となりました。

今年1月に台鉄が運営権の入札を公告し、3月に締め切られていましたが、報道によれば新光三越が選定されたとのことです。なお、台鉄側は24日時点では「手続き中であり、回答は差し控える」と低姿勢を崩していません。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:入札・契約
  • 製品・サービス:駅ビル運営 / グルメ・レストラン