【中央社】
(中央社記者 林行健 マニラ24日=専電)フィリピンのフェルディナンド・マルコス大統領夫妻は、5月最終週に日本を訪問する予定だ。日比外交関係正常化70周年に際し、戦略的パートナーシップを深化させる。
フィリピン大統領府通信オフィス(PCO)は24日、マルコス大統領とリザ・アラネタ・マルコス夫人が日本政府の招待を受け、5月26日から29日まで日本を国賓として訪問すると発表した。
PCOが発表した日程によると、天皇陛下と皇后雅子さまは皇居でマルコス夫妻と会見し、宮中晩餐会を催される予定だ。
マルコス氏はまた、日本の高市早苗首相と首脳会談を行い、日比の「強化された戦略的パートナーシップ(Strengthened Strategic Partnership)」の今後の方向性に焦点を当てるほか、エネルギー、食料安全保障、地域の海事安全保障を含む現在の国際情勢についても議論する。
さらに、マルコス氏は日本の経済界関係者や在日フィリピン人コミュニティとも面会し、経済交流の強化や同胞の生活状況への関心を示す予定だ。
フィリピンと日本は1956年に外交関係を回復し、今年で70周年を迎える。両国は2011年に「戦略的パートナーシップ」を構築し、2015年には「強化された戦略的パートナーシップ」へと深化させた。海上での共通の課題に直面する中、インフラ、海事安全保障、防衛などの分野で年々協力を強化している。
2023年4月、日本は「政府安全保障能力強化支援(OSA)」の枠組みを導入し、フィリピンはその最初の受益国となった。両国議会は昨年「円滑化協定(RAA)」を批准し、自衛隊は今年、フィリピンと米国の複数の共同軍事演習に初めて直接参加した。
日本は最近、「防衛装備移転三原則」とその運用指針を改定しており、対潜能力を持つ中古のあぶくま型護衛艦数隻をフィリピンへ移転する可能性がある。(編集:陳妍君)1150424
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